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自己破産に関する様々な誤解

自己破産については、さまざまな誤解があります。

誤 自己破産すると戸籍に自己破産の経歴が記載され、結婚するときに相手にわかってしまう
正 戸籍には自己破産の経歴は残りません。
  ただ、戸籍が管理されている市区町村の役場に設置されている破産者名簿に記載されます。
  しかし、この破産者名簿も免責不許可決定が確定した場合のみ記載されることとなりました。

誤 自己破産すると選挙権がなくなる
正 自己破産は、犯罪ではありません。選挙権はなくなりません。

誤 自己破産すると、引越しができなくなる
正 自己破産しても、引っ越すことはできます。
  ただし、裁判所からの許可を得るか、速やかに届け出ることが必要です。
  この点も、破産手続きが終了すれば、そのような許可も届け出も必要ありません。

誤 自己破産をすると、海外旅行ができなくなる
正 自己破産をする過程に,海外旅行が多いことは,免責不許可事由に該当する場合があります。
  しかし,自己破産手続きとったとしても、海外旅行ができない訳ではありません。
  たとえば,破産手続き中に,仕事で海外へ出張しなければならない場合などには,
  裁判所の許可をとった上で,海外へ出ることはできます。
  また自己破産手続きが終了した後は、何の制約もなく自由に海外旅行ができます。

誤 自己破産をすると、家族に知れてしまう
正 自己破産をしたとしても,積極的に家族に知らせる義務はありません。
  従いまして,破産をした場合でも,家族に知られずに手続がとれることが多いと思われます。
  実際夫に内緒で破産をした、という主婦の方は大勢います。
  ただし,できれば家族にも相談した上で,手続をとることをお勧めします。

誤 自己破産をすると、家財道具などもすべて没収される
正 自己破産をしても、20万円以下の財産は手元に残ります。
  通常家財道具を失うことはありません,長年乗った自動車なども取られることはありません。

誤 自己破産をすると、給料が差押になる。
正 自己破産をしたとしても,給料はそのまま受け取ることができます。
  しかし,自己破産の手続の前に,裁判を起こされて,判決が出ていますと,差押えの可能性があります。
  そのような場合には,できるかぎり早めの自己破産申立てが必要となります。

誤 ギャンブルなどでお金を借りていると、破産ができない
正 これについては、確かにギャンブルがあると、簡単には破産が通らない場合があります。
  しかし,破産をするにあたって,過去の過ちを真摯に反省し,破産手続を誠実に行っていけば,
  きっと裁判所もやりなおしの機会を与えてくれるはずです。
  また、どうしても破産がとおらない可能性が高い場合には,
  個人再生という制度もありますから、この制度を利用することも考えられます。

自己破産について、正確な認識をもっていただければ、
自己破産はそれほど怖い制度ではないことはお分かりいただけると思います。
2013年09月13日
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