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倒産しない債務整理~個人再生解説~

人様に迷惑をかける前に,あきらめた。

通常,事業が廃業する理由は,
経営難であることが多いと思います。

そうだとすると,
結局事業を廃業するのは,倒産となることが
普通でしょう。

倒産とは,
支払い停止を宣言することです。
つまり,今後,破産するか,民事再生するか,私的整理を行うか,
これは後日検討するけれども,
とにかく毎月の支払を停止する,ということです。

そうなると,倒産は当然他人(人様)に迷惑がかかることになる。
支払を求めて,取引先が殺到する。
弁護士が取引先の対応にあたる。

こんな状況を回避しようとして,
いわゆる倒産に至る前に,自主的に廃業するケースが
去年だけで倍増しているという。

これはいわば,自主的な倒産手続と言って良いかもしれません。

どうして,事業者がこのような意識になっているのか,
意識の変化の原因は今のところ分かりませんが,
おおきな流れがあるのははっきりしています。

例えば,銀行などが,不良債権化が明るみになる前に,
何らかのアドバイスをしている流れがあるのか,など。

もちろん,このアドバイス自体は良いところもあるのでしょうが,
銀行の論理は,とにかく不良債権化する前に,
あきらめましょう,という論理ですから,
もしかするとうまく行ったかも知れない事業の可能性を
つんでしっているケースも相当数あるかもしれません。
功罪相半ばする結果になっていると思っています。

倒産件数が,バブル期なみの低水準というニュースには,
裏があった,ということで,この発表は極めて興味深いです。

2014年05月27日
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